温泉で溺れて死ぬ、というのを思いついた
当時は、座る動物といえばキツネだった
お風呂の花びらをずっと回収してる
自分で作った柵に閉じ込められた
動物の姿を想像した時、キツネは障子の向こうだった
湖が凍った話を、一番熱心に聞いてた
倉庫を塞いでるボートと同じ色だった
毛を剃られてると、最初に気づいた
みんなが集まる木をチョコ砕くために使った
放送室で自分の声を聴かされてた
間違えて正解の看板に化けた
天皇の前で蚊にイライラしてた
良い女がくれたペンに消しゴムがついてた
集まった時、一人でお茶飲んでた
手続きの話のとき返事が2回になる
キツネが家に来てた世代がちょうど今神様とかになってる
商売の神様にしつこいですと言われた
雪山で子ども作るのは神様の方だから
電車に乗ろうという時に天気の話始める
牛のケツに土が付いてたので、安心した
去年貰った糸電話を人間界に忘れてきた
いっぱいキャラクターになってて忙しい
引っ越したあとも神社の方角に転ぶ
その罠をもとに生まれたのが点字ブロック