きいろ絵の具がもったいないよ
世界一頭の悪い人がこのようなことを考えるとは思えませんでした。もちろん、世界一ですから、私たちの想像を超えるような存在だとは思います。ですが、「絵の具で塗られたものだと勘違いし、勿体ないと思う」という発想は何というか、作られたバカさのような気がしました。私たちが笑うために動かされている操り人形みたいな、そういう存在が言っている(言わされている)ような。頭の悪い人視点に立った回答というより、アイデアがまずあって、それを意思のない人形に埋め込んだという印象を受け、そういった点が好みではありませんでした。
「かしゅつ」とひらがなで書かれた箱が部屋にある
漢字が読めないほど幼い子供を想定しているのか、何らかの理由からあえて「かしゅつ」と書いているのか、どちらか分かりませんでしたが、いずれにしても努力ではないような気がしました。
抱っこの時に眼球を突かれるのが怖くてパパが近づかなくなってきた
抱っこの時に眼球を突くことが努力だとしても、家出に憧れている人物の行動ではないように思いました。そのように行動に移せるなら、そもそも家出に対する憧れなんて持たないと思うからです。加えて、これは好みの問題かもしれませんが、努力というのはどちらかと言えば見栄えの悪い、粛々とした地道なもの、というイメージがあったので回答全体としてあまりしっくり来ませんでした。
いってきますの代わりにオリジナルの罵倒を
「なぜ(家出に憧れている子供の行動として)ただの罵倒ではなく、オリジナルの罵倒である必要があるのか」という点に関して、この回答では説明が付かないと思います。罵倒にオリジナリティを持たせることで家出という夢に近付くかと言われれば、決してそうではないと思いますし、仮に近付くとしても、それがただの罵倒に勝る理由が分かりませんでした。